こんにちは、はなです。
今回は娘が0歳の時に作ったおもちゃを紹介したいと思います。
とは言っても、凝った手作りおもちゃではなく、家にあるものでどう遊ばせるかという考え方や、いかに簡単なおもちゃを低コストで用意できるか、ということに着目して紹介していきます。
なかなかおもちゃで遊んでくれない我が子
赤ちゃんが誕生すると、可愛くてついついおもちゃを買ってあげたくなりますよね。
0歳用のおもちゃ(特に低月齢向け)は1,000円以下の物も多く、買いやすいです。
が、塵も積もれば山となる…
長い目で考えれば、無駄遣いはできません。
そのうえ買ったはいいものの、0歳の時はおもちゃであまり遊んでくれませんでした。
というより、すぐに別の目新しい物に興味が移ってしまうので、一定のおもちゃでしっかり遊んでくれるという感じではありませんでした。(うちの子だけ?)
元が取れるくらい遊んでくれれば、たくさん買っても後悔しないのですが…
娘が自分で寝返りやずりばいをして移動するようになった頃、手あたり次第にその辺の物を触って興味を持っている娘を見て思いました。
別に市販のオモチャじゃなくて良くない?
0~1歳の子が好きな動作
うちの娘の好きな遊びを紹介します。
- コロコロでお掃除する(笑)
- 買い物をしたときの袋やバッグの中身をあさる
- ゴミ(商品を包装している箱やビニールや説明書)を散らかす
- リモコンをポチポチ
- ティッシュやおしりふきを引き出す
- 物の出し入れ(箱から取り出す)
- 整っている物を崩す(まとめていたチラシや新聞をばらまく、並べてあるものを崩す)
寝返り以降、自分で動ける範囲が増えてくると、これらの遊びをひたすら繰り返すようになりました。
赤ちゃんのおもちゃではなく、その辺にあるモノにとても興味を持ちます。
私の目にはいたずらしているようにしか映りませんでしたが、本人はいたって真面目で、一生懸命実験と研究を繰り返している感じです。
ちなみに、一度散らかしたものには興味を失うことが多かったです。
一旦片付けようかな…と整えると、また崩される、の繰り返しです(笑
正直散らかされるとイラっとしますが、将棋の藤井聡太さんが受けたことで話題の「モンテッソーリ教育」においてはこのイタズラを、赤ちゃんが一生懸命新しいことを学び練習してい動作と捉え、見守ることを大切にしています。
私はモンテッソーリ教育に詳しくありませんが、そのような考え方をも持つことは、子どもの成長に対してだけでなく、自分の気持ちを落ち着かせる(イライラしない)うえでも良い影響を与えると気づきました。
調べてみると、いろいろな手作りおもちゃや、モンテッソーリ教育で使用するおもちゃ(教具というそうです)の作り方が出てきました。
ですが私はそんなに器用な方ではないですし、ゆっくり工作(手芸)をする心の余裕も無かったので、特に工作することなく用意できる低コストの超簡単なおもちゃを用意しました。
おもちゃを購入する前に自分で用意できないか考える参考になればと
専用のリモコンを用意する(ねんね頃から)
リモコンに関しては「手作り」ではありませんが…(笑)
本物のリモコンを子ども専用に用意します。
これは結構おすすめです。
そもそも我が家にはディズニーのリモコン型のおもちゃがありました。
音も鳴るし、ピカピカ光るし何より可愛いです。
娘がテレビのリモコンが大好きで触りたがるので購入しました。
が、残念なことにほとんど遊んでくれません。
私「ほら~自分のリモコンあるでしょ~」
娘「・・・(無視)」 テレビのリモコンに手を伸ばす
この繰り返しです。
子どもは大人が触っているものが好きなのか、本物が分かるのか…
そこで我が家では、使用頻度の低い部屋の調光リモコンの電池を抜いて、テプラで作ったシールで娘の名前を貼り、子ども専用リモコンとして用意しました。
名前のシールを貼ったのは、大人が「これ何のリモコンだっけ?」とならないようにするためです(笑)
早速リモコンを娘に渡すと、ポチポチと遊んでくれました。しばらくすると飽きてしまいますが、テレビのリモコンを操作される被害も減りました。
こんなことならディズニーのリモコンは買わなければよかったな…と後悔です。
ペットボトルのガラガラ(ねんね頃から)
赤ちゃんはガラガラが大好きですよね。出産のお祝いなどでいくつかいただきましたが、好みがあるようで(持ちやすさや音など)、あまり遊んでくれないものもありました。
それに、例え気に入ったガラガラだったとしても、ずっと興味を示してくれるわけではなく、すぐにポイっとしています。
だからといって、新しいものを買い足してもなぁ…と思っていたところ、「手作りすればいいんじゃない!?」と思い立ったわけです。
ということですぐに100均に行き、手芸コーナーで鈴やビーズ、ポンポンなど、見た目にもかわいいものを買いました。
ペットボトルのふたはそう簡単には開きませんが、心配な場合はビニールテープなどで固定すると安心です。
あとはよく洗って乾燥させたペットボトルに、好きなビーズなどをいれていくだけです。
細かいビーズはシャラシャラとマラカスのような高い音が出て、大きめのビーズはガラガラと低めの音がします。
入れる物によって音の感じや鳴り方が変化するので、作成する私も楽しめました。
音や見た目の違いを意識して数種類作成しました。
結果、娘には大ヒットです。
ペットボトルは軽くて持ちやすいのも良かったみたいです。
すぐ飽きてしまう娘でも何種類かガラガラがあるので、こっちをフリフリ、あっちをフリフリ、飽きたらポイッと楽しんでいる様子でした。
ただ、同じペットボトルのガラガラばかりでも飽きてしまうので、小さいビンやカン、お菓子の紙箱などのバリエーションを用意するといいです。
コロコロは出しっぱなし(寝返り頃から)
お掃除に使う粘着シートのコロコロも我が家では立派なおもちゃです(笑)
子どもが産まれてからはすぐに使えるように、テレビの裏に収納していたのですが、動き回るようになった娘がすぐに見つけ出し、触って遊ぶようになりました。
楽しそうにコロコロしているし、お掃除になるし、一石二鳥!と思い、出しっぱなしにするようにしました。
フローリング対応のものだと、べたべたくっつかずリビングなどでも使いやすいです。
出しっぱなしにすることで、私自身もこまめに髪の毛などを掃除できるようになりました(笑)
卵のパック(寝返り~お座り頃)
卵を包装しているプラスチックのパックです。
触るとガシャガシャ音がするので楽しいようです。主に叩いたりして遊んでいました。
パックのふちは鋭いので、可愛いマスキングテープなどで保護していました。
大人が叩いてあげても喜びます。
ティッシュのおもちゃ(おすわり、ずりばいの頃)
赤ちゃんはティッシュを引っ張りだすのが大好きみたいです。
静かだなと思ったらたいてい何かやらかしてますが、ティッシュが散らばっていた時には愕然とします。
つい、「何やってるの!?」なんて声を上げてしまいますが、娘はただ楽しく遊んでいるだけなんですよね…だから遊ばせてあげたいけど、ティッシュがもったいない。
そんなティッシュのおもちゃは作れます!引っ張りたい欲求を満たしつつ、お金もさほどかかりません。
用意するものは、ティッシュの空き箱とティッシュの代わりになる布類です。
ティッシュの代わりにするものは、破れず、柔らかい素材のものだったら何でもいいです。ガーゼハンカチやスカーフも良いですが、洗えるキッチンペーパーなどが一番コスパがいいかなと思います。
私は100均の使い捨ての台拭きを使いました。不織布でできておりとても丈夫です。
ティッシュの箱にそのまま布などを詰めてもいいですが、それだけだと本物のティッシュのようにきれいに連続して出てきません。なので、布の角と角を結んでどんどんつなげていきます。対角線上に結んでいくといい感じになります。
◇←これが1枚の布だとすると、◇◇◇◇←こんな感じでつないでいきます。
そうすると、引っ張ればズルズルと次々に布が出てくるので、娘は夢中になって引っ張っていました。
ただの箱(お座りの頃から)
娘は箱が大好きです。
段ボール箱やオムツなどを入れているケースなど、箱状の形をしていれば何でものぞき込んで、中に入っているものを延々と出し入れします。
一通り全部外に出すと一旦飽きてしまうようですが、私が再び中に物を入れると、またのぞき込んで中の物を外に出して遊びます。
娘にとっては段ボールも宝箱なんだな…と思いました。
そのような遊びをするようになって以降、オムツは引き出しの中にしまい、オムツを入れていたケースを娘のおもちゃ箱にしました。
リビングに出しておくおもちゃはおもちゃ箱に入る分だけ、と決めて、残りは押入れにしまいました。
たまにおもちゃ箱のおもちゃを少し入れ替えます。
そうすると、娘も大好きな出し入れができて楽しそうですし、忘れた頃に別のおもちゃが出てきて新鮮に思うのか、入れ替えたおもちゃはいつもより遊んでくれます。ついでに私の片づけも、おもちゃ箱に放り込むだけなのでラクになりました。
ちなみに、お買い物をしてきたあとのお買い物袋も、危険なものや触ってほしくないもの、冷蔵品などを除いて、しばらくそのまま置いておきます。そうすると、娘にとっては宝箱の誕生です。物色して、観察して、本当に楽しそうにします。いっぱい散らかして満足した頃に片付けます(笑)
我が家ではこの無印良品の布製バスケットを使用しています。
自立するしっかりとした作りで使いやすいです。もともとはオムツ入れにしていたたので、オムツを入れるのにも丁度良いです。
包装紙、ビニール、新聞紙、チラシなど(お座り、ずりばい頃から)
娘はゴミも大好きです(笑)
何かおもちゃを買ったとしても、おもちゃそのものより先におもちゃが入っていたプラスチックのケースや台紙など、いわゆるゴミに興味を示すことがよくあります。
大人としては何にそんなに惹かれるのかとっても不思議です。
何でもおもちゃにしてしまおう、という発想になる前までは、
「なんでこんなにゴミばっかり触って散らかすんだ…」
とうんざりすることもありましたが、今では
「新しいおもちゃで~す!」
と言わんばかりに娘にゴミを捧げています(笑)
娘がゴミに集中している間に別の場所を片付け、ゴミに飽きたらすかさずそのゴミを捨てる、というようにしています。
飽きたタイミングで素早く捨てないと、しばらくしたらまたそのゴミに興味を持ってしまうので、いつまでも片付きません。
新聞紙やチラシも、束になっている状態をバラバラにしたり、ビリビリと破ったり、好き放題です。
1枚1枚つまんで、はがして、破って、と手の動かしかたを学んでいるようです。
小さくちぎられたチラシを片付けるのはめんどくさいですが、お金がかからない遊びなので目をつぶってます(笑)
まとめ:見守る育児を心掛けたい
とにかく子どもは好奇心旺盛です。
口出しせずに見守ることは意外と大変ですが、何でもダメダメ言ってしまうと、せっかくわいた興味を削いでしまうことになります。
本当に触れてほしくないもの、危険なものはしっかり隠して、ある程度自由に行動させてあげれば、新しいおもちゃはそんなに必要ないと気づきました。
もしかしたら、子どもの創造力を育めるかも?と淡い期待もこめて、好奇心の芽を潰さないように関わりたいものです。
それでは。
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