トイレトレーニング全体の流れについて詳しい記事はこちら→
【保存版】トイレトレーニングの進め方完全ガイド!無理なく成功させるコツを紹介
こんにちは、はなです。
トイレトレーニングを始めようと思うんだけど、おまると補助便座、どっちを買うべきかな?どっちも必要なの?
おまると補助便座はどちらもトイレトレーニングに役立つアイテムですが、それぞれにメリットやデメリットがあります。どちらを購入するべきか迷ってしまいますよね。
子どもの性格や体格、家庭の状況によって、どっちがより適しているか変わってくるよ
この記事では、おまると補助便座の違いやそれぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。また、どんな家庭や子どもにどちらが向いているかも解説。
ちなみに私はどちらも使ったので、体験談もふまえて詳しく紹介するね
この記事を読んで、おまると補助便座、どちらがあなたの家庭に合っているかをぜひ見極めてください。
では、それぞれの特徴について解説します。
おまるのメリット・デメリット
娘はなかなかトイレで排泄できなくて、おまるを使ってようやく「オムツ以外に排泄するコツ」を掴めた様子でした
おまるのメリット4つ
地面に足をつけて安定して座れる
足がしっかりと地面につくことで安定するため、トイレに座ることに恐怖を感じる場合でも安心して座れます。また、踏ん張りやすいというメリットもあります。
自宅の好きな場所で使える
リビングなど、子どもが過ごしている場所のそばに置いておくことで、リラックスした状態で排泄しやすいです。トイレが遠い場合や、子どもがトイレの高さに慣れていない場合でも、排泄が間に合わないと焦る心配がありません。
体の小さな子でも使いやすい
子ども用のサイズで作られているため、体格が小さめの子でも座りやすいです。
子どもが一人で使え、成功体験を積める
子どもが一人でも座りやすいため、排泄したいタイミングで親の手を借りずに使用できます。
おまるのデメリット5つ
外出先では使えない
おまるでの排泄しかできないと、外出時のトイレに困ってしまいます。対策としては、長時間の外出を控えるかオムツを使用する。もしくは自宅で補助便座を同時進行で使用することになります。
トイレへの移行に時間がかかる
おまるへの排泄に慣れてしまうと、本物のトイレに慣れることが難しくなる場合があります。結果、トイレでの排泄を嫌がり、おまるからトイレへの移行に時間がかかってしまうことがあります。
最終的にトイレで排泄できることが目標であると考えると、おまるは2度手間に感じるかもしれません。
お手入れの手間がかかる
トイレのように流せば終わりではないので、毎回おまるを掃除する手間がかかります。
スペースを取る
コンパクトなサイズのものもありますが、部屋に置くことで圧迫感を感じます。部屋の広さに余裕がないと、邪魔になってしまいます。
補助便座も必要になるかも
トイレへ移行する時に、通常の便座に不安定さを感じる場合があり、追加で補助便座が必要になる可能性が高いです。
おまるに迷ったらコレ!
おまるはお手入れしやすい商品が絶対におすすめ!掃除のしやすさの違いで以下の2点を紹介します。簡単に違いをまとめると…
【リッチェル|ポッティス イス型おまる】
ビニール袋で汚れを防止でき、片づけがラク。便座部分が汚れたらやや掃除が面倒。ビニールを使用すればコストがかかる。
【ベビービョルン|スマートポッティ】
毎回掃除が必須。ただし作りがシンプルで手入れしやすい。
どちらがいいかは好みの問題になるかな。ひとつずつ説明するね
リッチェル|ポッティス イス型おまる
初めはおまるとして使用し、慣れたら補助便座+踏み台として使用できる「3-in-1タイプ」。非常にコスパの良い商品です。
我が家でもこのおまるを使っていたけど、補助便座としては使わなかったよ
一番の理由は、別の補助便座をすでに購入していたからです。他にも、便座の裏側に凹凸が多く、掃除が大変そうだったことや、固定具がプラスチックで装着時に便座にぶつけて傷つきそうだったことも、使用しなかった要因です。
でも、おまるとしては優秀!掃除も圧倒的にラクです!
子どもが掴むためのグリップが横についていて(前についている物も多い)、またがずに自然に座れるデザイン。一人で座りやすく安定して踏ん張れます。これは、トイレへの移行がスムーズに進みやすい構造です。
便座部分を外すと排泄物を受ける中桶を取り外せます。
この中桶が便利で、100均などで購入したビニール袋をかぶせることができます。中にペットシートや使わなくなったオムツを敷いておけば、袋を縛って捨てるだけで排泄後の片づけがとてもラクにできます。
私がこのおまるをオススメする最大の理由です。
ただし、便座部分に尿が飛んで汚れると掃除の必要があります。(たまにウタマロスプレーで拭いていました)
↓専用のおまるシートを使えばよりラクできます。スズランのおまるシートはリッチェルのおまるにサイズもピッタリでした。
ベビービョルン|スマートポッティ
ベビービョルンのおまるはシンプルな作りで、中桶の部分を片手でサッと取り外して汚物を捨て、洗うことができます。座面が中桶と一体にになっていて余計な凹凸もないため、掃除がとてもしやすいです。
一体型だから、リッチェルのように袋を取り付けることはできないよ
お手入れとしては、中にトイレットペーパーを敷いておいて、排泄後にトイレに流す。または中桶にペットシートや余ったオムツを敷き汚物をゴミとして捨てると、片づけが比較的ラクです
しかし、座面と中桶が一体型であり、袋をかぶせて汚れを防ぐことはできないので、毎回洗うか中性洗剤のスプレーで拭き取るなどの手間は必要になります。
見た目が可愛く、他のおまるに比べ低価格なのは魅力。
補助便座のメリット・デメリット
娘は最初トイレで排泄できなくて、結局おまるを追加購入しました
補助便座のメリット4つ
トイレへの移行がスムーズ
早くから実際のトイレに慣れることができ、おまるよりもトイレでの排泄習慣がスムーズに進みます。兄弟がいる場合は上の子の真似をして、トレーニングが進みやすい場合もあります。
おまるよりコンパクト
補助便座はトイレ内に立てかけて収納することができ、それほどスペースを取りません。
掃除が簡単
排泄物がそのままトイレに流れるため、おまるよりも掃除が簡単です。
コストパフォーマンスが良い
大人用の便座を怖がる場合や体格が小さい場合は長く使え、コストパフォーマンスが良いです。
外出先でも使える
大きな商業施設には補助便座や子ども用トイレが備えられていることが多く、外出先でもトイレを使うことができる。
補助便座のデメリット5つ
踏み台が必要になることが多い
便座まで高さがあるので、慣れるまでは踏み台がないと上手く座れない場合があります。また、足が宙に浮くことを怖がる場合や、足をついて踏ん張れないと上手く排泄できない場合などは、踏み台が必要となります。
体格に合わない場合がある
体格の小さな子や低月齢の子の場合、踏み台があっても足がぶら下がってしまうことや、補助便座に安定して座れないことがあります。足が踏み台につく場合でも、便座の高さに慣れるのに時間がかかる場合があります。
親のサポートが必要
補助便座の設置、便座に座る、便座から降りる…など、初めのうちは親のサポートが必要になる場合が多いです。
場所がトイレに制限される
トイレ以外の場所で排泄できないため、トイレの空間を嫌がる場合はトレーニングが進みません。おまるのようにサッとは座れないため、急なトイレの時には間に合わないこともあります。特にトイレが遠い場合や家族が多くトイレが混雑する場合は、子どもが我慢できないことがあります。
自宅のトイレと補助便座のサイズが合わない場合がある
自宅のトイレと補助便座の相性が悪く、少しがたつくことがあります。その不安定さを子どもが怖がる場合や、補助便座の材質によっては自宅のトイレを傷つけてしまう可能性もあります。
補助便座に迷ったらコレ!(踏み台も!)
補助便座を使用する場合は踏み台も必要になることが多いので、合わせて紹介します。
補助便座はリッチェル一択!我が家でも使ってたよ。おすすめポイントも紹介するね
リッチェル|補助便座
「ひんやりしない」タイプと「ソフト」タイプの2種類があります。形は同じで材質が異なります。
↑「ひんやりしない補助便座」は発泡スチロールのような素材(ポリエチレン)。軽くてやや硬い。安い。
↑「ソフト補助便座」は座面がぷにぷにしたビニール素材(EVA樹脂)。柔らかいけど「ひんやりしない」タイプよりは冷たい。我が家にあるのはド派手なピンク色ですが、最近はグレーが販売されている。トイレで悪目立ちしにくい。
乗せるだけで使えるところや、余計な凹凸がないところは本当におすすめ!
子どもが自分で便座に乗せて排泄していましたが、全体が柔らかい素材なので、多少乱暴に扱ってぶつけてもトイレに傷がつかなくて安心です。
子どもが便座に座ったままでも親が後ろから手を入れてお尻を拭いてあげられる構造も、本っ当に便利です。
踏み台
↑我が家で使用していました(高さ20.5㎝)。
↑体の小さい子には、高さのある踏み台がオススメです(高さ25㎝)。足がしっかり着きます。
結局どっちを選ぶ?それぞれに向いている家庭の特徴
結局うちはどっちを選べばいいの~迷うよ~
各家庭や子どもにとって、どちらがより合っているかをまとめたから参考にしてね
おまるが向いている家庭
おまるは、トイレへの恐怖心が強い子どもや、トイレまでの距離がある家庭、そしてトイレが混雑しがちな家庭に向いています。
また、自分で簡単に座れるという安心感があるため、独立心が強い子どもにも適しています。
家の中の好きな場所で使えるため、子どもが安心してトイレトレーニングに取り組みやすいです。
補助便座が向いている家庭
補助便座は、早くからトイレに慣れさせたい家庭や、スペースに余裕がない家庭におすすめです。
さらに、大人の真似をしたがる子どもや、兄弟がすでにトイレを使っている場合、補助便座を使うことで「自分もできる!」という気持ちを育てやすいです。
おまるに比べると掃除の手間も少ないので、掃除をあまりしたくない人(親)にも向いています。
悩んでしまう場合には2-in-1タイプも
「2-in-1タイプ」とは、おまると補助便座が一体化した製品のことで、成長に応じてどちらかに切り替えられるのが特徴です。
最初はおまるとして使い、子供が成長してトイレに慣れてきたら、補助便座としても使えるので、一度の購入で長期間利用できるのが大きなメリットです。
さらに踏み台としても使える「3-in-1タイプ」もあります。
↑おまるとして紹介したリッチェルのポッティスが3-in-1タイプです。
携帯型補助便座を使えば外出時も安心
トイトレ中の大きな悩みの一つが外出時にどうするか、という問題。オムツを履いてしまうとせっかく進んでいたトレーニングが後退してしまうこともあります。
大型の商業施設(イオンなど)であれば、子ども用トイレや補助便座が備え付けてありますが、観光地などではそうもいきません。
自宅で使用する補助便座を折りたたみ式の携帯型補助便座にしておけば、外出時に持ち運べ、自宅と同じようにトイレが使えるので便利です。
補助便座を持ち運ぶことや、外出先で便座の掃除をしなきゃいけないことに抵抗があったから、私は迷ったけど買いませんでした
携帯型の補助便座をあきらめたことで、観光地へお出かけする時のトイレや、補助便座と便座の隙間から尿が漏れて汚れてしまうことに悩みました。
結果、3歳で補助便座を使わずトイレトレーニングを行い、娘は3歳1ヵ月の時点で補助便座なしで排泄できるようになりました。
詳しくはこちら→【補助便座は必要ない!】トイトレ完了後3つの悩みと解決策【3歳女の子】
どちらも使わず練習する方法も
おまるや補助便座を使わず、最初から大人のトイレに座らせる方法もあります。
娘はおまるも補助便座も使用しましたが、結果的に3歳1ヵ月の時点で踏み台しか使わなくなりました。
詳しくはこちら→【補助便座は必要ない!】トイトレ完了後3つの悩みと解決策【3歳女の子】
結果論ですが、3歳直前くらいからトレイトレーニングを開始し、初めから補助便座を使わずに練習すれば良かったな…と感じています。
とりあえず試してダメだったら、おまるや補助便座の購入を考えてもいいね
このような場合、最初からおまるや補助便座を使わずにトレーニングを行うこともできます。
年齢が3歳を過ぎ、子どもの体と心の準備が整った状態で、一気にトイレトレーニングを進めたい場合などに有効です。
まとめ
おまると補助便座のどちらを選ぶかは、子どもの性格や家庭環境によって変わります。
おまるは、リビングや寝室などどこでも使える便利さがあり、特にトイレを怖がる子どもにおすすめです。一方、補助便座はトイレに慣れるための良い方法で、掃除の手間が少ないのがメリットです。
今回の記事をきっかけに、各家庭に合ったおまるや補助便座を選ぶことができれば嬉しいです。
それでは。
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