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【助産師が解説】お産で入院する時に必要なものリスト

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妊娠

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こんにちは。助産師のはなです。

出産予定日が近づいてくると、ドキドキしますよね。
そろそろ入院に備えて準備しなきゃいけないな…と思いつつ、体が重くなかなか準備が進まないこともあるかと思います。
また、本当に言われたものを用意するだけで丈夫なの?や、これって何に使うの?と不安になる場合もあると思います。

今回は、お産で入院する際に必要な物品を紹介したいと思います。

ただし、まずは自分が出産する予定の産婦人科から指示されたものを準備するようにしましょう。必要な物品は、産婦人科の設備によって大きく異なります。
今回私が紹介していない物でも、病院によっては必要である場合などもあります。いらないと勝手に判断せず、きっちり準備してください。
そのうえで、追加で用意すると便利なものは無いか、などの確認に利用していただけると嬉しいです。

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お産中に使用する物

母子手帳、入院書類一式(必要)

当たり前ですが、母子手帳は必ず持っていきましょう。
入院の書類は、どこの産婦人科でも必ずあると思います。病院によって書類の種類は異なるので、用意されたものはすべて記入し、いつでも持っていけるように準備しましょう。
陣痛が来てから記入するのは難しいですし、書類が準備できていないと病院にも迷惑がかかってしまいます。
印鑑が必要な場合などもあるため、よく確認しましょう。

お産セット(病院にある)

ほとんどの産科で用意されており、入院した時に渡されるか、売店などで購入するよう指示されると思います。
ちなみにお産セットとは、出産の際に必要な衛生用品などがバッグにまとめられているものです。
例えば、出産時専用のナプキン(かなり大きいサイズ)やT字帯(産後すぐに使用するふんどしのようなもの)臍箱(赤ちゃんのお臍が取れたら保管します)、スリッパなどが入っています。
お産セットのメーカーや産院によっても入っているものは異なります。

いずれにせよ、必要な場合は産科から指示されると思うので、こんなものがあるんだーくらいに思っておいてください。

タオル(必要)

出産時の汗拭きタオルです。フェイスタオルなどを1~2枚用意しましょう。

出産の時は、思っている以上に汗をかきます。他にも陣痛で痛い時など、タオルに顔をうずめてみたり(呼吸が苦しくならないように注意)、目をおおったり、丸めて手でぎゅっと握ったり、何かすがるものがあると意外と落ち着いたりします。いろいろと試してみてください。

飲み物(必要)

出産の時は本当に汗をかきます。呼吸が荒くなることも多く、口も乾燥しやすいですので、こまめに水分補給をしましょう。
出産する施設に自販機があっても、陣痛中に自分で買いに行けないことがあります。家族やスタッフに購入を依頼してもいいですが、前もって1~2本ペットボトルの飲み物を用意しておくと安心です。
1本はお茶や水、もう1本はスポーツドリンクやフルーツジュースなどにしておくといいと思います。
1本をジュース類にするのは、陣痛中の食欲がない時に食事の代わりとしてエネルギーを摂取するためです。食事が摂れる場合はお茶や水で大丈夫です。

ペットボトル用ストロー付きキャップ(あると便利)

ペットボトルで飲み物を飲みやすくするためのものになります。
しつこいですが、出産時はこまめな水分補給がとても大切になります。
とはいえ陣痛中は痛みがあるので、いちいち起き上がって水筒やペットボトルで飲み物を飲もうと思うと意外としんどいです。
その時に便利なのが、このストロー付きのキャップです。100均などに売られています。
ペットボトルのふたをこちらに付け替えることで、寝たままでも飲み物をこぼさずに飲むことができます。とても便利です。
水分補給を後回しにしないためにも、ぜひ活用してください。

↑このような商品ですね。Amazonにはミッキーのデザインのものもありました。
お産後はしばらく保管しておいて、子どものお出かけ用ストローとして使用しても便利です。

軽食(あると便利)

陣痛中は痛みで食欲が無くなります。
体が陣痛を起こすにはそれなりにエネルギーが必要です。そのため、出産が長引き食事を長時間摂取できずにいると、陣痛が弱くなってくることがあります。陣痛が弱くなってしまうと、ますます出産の時間は長くなってしまうため、悪循環ですね。
それでも個人的には、食べたくない時は食べなくていい、とも思っていますが、食べれるのであれば食事を摂るようにおすすめします。
しかし病院で出された食事を食べるのはなかなか大変です。特に産院は他の科の病院と比べても特殊で、出産施設としての付加価値を上げるために、豪華な食事が用意されていたりします。こってりした洋食は、陣痛中にはなかなか食べられない方が多いです。
そのため、おにぎりやゼリー、ヨーグルト、アイス、クッキーなど、その時に食べたいものを買ってきてもらうのがベストです。
特に、パウチなどに入っているそのまま食べられるゼリー(ウィダーインゼリーなど)は、食べやすく日持ちもするので、前もって買って用意しておくといいと思います。

汗拭きシート(あると便利)

出産当日はシャワーを浴びれません。産後すぐにスタッフに体を拭いてもらい、翌日以降にシャワー浴できるようになります。(体調によっては延期することもあります。)
しかし何回も言うように、出産時はめちゃくちゃ汗をかきます。そのうえ、陣痛が2日3日と続くと状況によっては何日もシャワーを浴びれないなんてこともあります。
助産師などにお願いすればタオルを持ってきてくれますが、ちょっと気になったときにサッと汗が拭けると結構便利です。
薬局などに売っている、スースーするタイプもスッキリしていいですし、赤ちゃんに使用する予定のおしり拭きを持ってきておいて、それをママのからだ拭きに使っても良いです。
赤ちゃんのおしり拭きは、ちょっと手やテーブルを拭きたいなんて時にも使えるので便利です。

リップクリーム(あると便利)

出産の最中は唇が乾燥しやすいです。
敏感な方だと唇が切れてしまったりします。
普段使用しているリップクリームをポケットに忍ばせておくといいです。

カメラ、ビデオカメラと充電器(あると便利)

出産の最中に写真やビデオの撮影ができる場合があります。
施設によっては撮影禁止の場合もあるので、きちんと出産する予定の病院に確認しましょう。
出産の最中は撮影できなくても、産後に赤ちゃんの写真を撮ったりはできると思うので、入院中の赤ちゃんの写真や映像を残しておきたい方は持っていくことをお勧めします。
いつ出産になるか分からないことから充電を忘れていて、いざ撮ろうと思った時に撮れないなんてことがよくあります。前もって充電しておき、念のため充電器も一緒に持っていきましょう。

衛生用品

夜用ナプキン(あると安心)

前期破水や早期破水といって、陣痛が来る前や陣痛の早い段階で破水してしまう場合があります。破水すると羊水が流れてくるので、感染予防のためにもこまめにナプキンを交換する必要があります。
その場合、お産セットに入っているナプキンだけでは足りなくなることがあります。
出産する施設によって、お産セットのナプキンと同じものを購入するように指示される場合もありますが、夜用のナプキンを持っておくと安心です。自宅で破水した際も夜用ナプキンがあれば安心ですし、産後の悪露(出血)にも使えます。出産で使わなくても、月経が再開したら使えます。1パックは用意しておきましょう。

母乳パッド(様子をみて)

母乳パッドを必ず用意しておくように指示する分娩施設もありますが、私は入院時には必要ないと思っています。特に、家族が定期的に面会に来れる場合は要りません。
なぜなら、母乳の分泌はかなり個人差が大きいからです。まず、入院期間は4日から長くても10日以内だと思います。母乳の分泌が増加してくるのは産後2~3日目の場合が多いですが、だからといって誰でもすぐに母乳パッドが必要になるかというと、そういうわけではありません。退院後に分泌が増え、母乳パッドが必要になる方もいますし、そもそも使わなくても大丈夫な方もいます。
ちなみに私は、母乳メインの混合栄養でした。娘を夜寝かせるためと、旦那に娘を預けられるようにするために、1日1回寝る前にミルクを飲ませていただけなので、ほぼ完全母乳です。しかし、母乳パッドを使用したことは一度もありません。多少下着が濡れることはあっても、服まで染みて困るなんてことは一度もなかったです。
一方で、授乳をしていると反対の胸から母乳がダラダラとあふれてきてしまうので、哺乳瓶などを受け皿にしないと大変という方もいます。
というわけで、かなり個人差があるので、必要になった時に購入すればいいと思います。薬局にも売っていますし、今の時代ネットでポチッとすれば翌日には届きます。入院期間中なら、家族に買ってきてもらってもいいですね。

清浄綿(必要になったら購入)

清浄綿とは、個包装になっている濡れたコットンで、滅菌されています。赤ちゃんの顔回りを拭いたり、乳頭のケアをしたりするときに使用します。アルコールが入っているものもあるため、アルコール無しのものを選びましょう。
赤ちゃんに授乳する前に乳頭の汚れが気になる時などに使用しますが、毎回拭くことはおすすめしません。拭くことで刺激になったり、皮膚が乾燥しやすくなるため、授乳によって傷つきやすくなります。ただでさえ初めての授乳は痛く、皮膚が切れてしまう方もいるのに、症状を悪化させてしまうことがあります。あまり気にせず、拭きすぎないようにしましょう。乳頭のケアだけのために購入予定なら、むしろ買わなくていいです。

それ以上に、赤ちゃんに目やにが出た時や口回りがかぶれた時などに役に立ちます。
赤ちゃんの目やには清浄綿で綺麗に拭いてあげるだけで改善することがあります。朝、目を開けにくいくらいベットリと目やにが付いている時は病院を受診した方がいいですが、軽度の目やになら清浄綿で拭いて清潔にしてあげてください。病院で目薬を処方された場合も、目を清浄綿で拭いたあとに、目薬をさすといいです。
赤ちゃんの口回りが母乳でかぶれてしまった場合なども、授乳後に口回りを清浄綿で清潔にし、保湿してあげるといいです。
必ず必要なものではないですが、上記の場合は持っていると便利です。

育児物品

哺乳瓶

分娩施設によって、哺乳瓶が用意してある場合と、自分で持ってこないといけない場合があります。
持参しないといけない場合は、2~3本はあると安心です。
完全母乳の場合は必要ないですが、災害時など母乳が出なくなる可能性もあり、哺乳瓶に慣れておいたほうがいいという考えもあります。必要最低限(1~2本くらい)用意しておき、足りなければ買い足すようにしましょう。
哺乳瓶は月齢によって乳首を買い替えなければならないものが多いですが、チュチュベビーの哺乳瓶は乳首を買い替える必要がありません。使用頻度が低い方にはおすすめです。私も愛用してました。

消毒グッズ

哺乳瓶が用意されている分娩施設の場合必要ありませんが、哺乳瓶を持参する場合は必要になります。まず、哺乳瓶を洗うスポンジと洗剤が必要です。新生児はさらに消毒を行う必要があります。

消毒は、薬液に浸けるタイプ、電子レンジでチンするタイプ、または鍋で熱湯消毒する方法があります。分娩施設に持参する場合、電子レンジが自由に使えるか分からないので、基本は薬液に浸けるタイプの消毒になると思います。ミルトンなどですね。使用頻度が少ない場合は鍋で煮沸消毒がお手軽です。電子レンジのタイプは薬液のコストがかからないため、経済的です。電子レンジと薬液に浸ける方法のどちらでも利用できる、両用タイプの消毒ケースもあり、おすすめです。

ガーゼハンカチ

沐浴の必要物品の話でも説明していますが、個人的には必要無いと思っています。心配な方は数枚購入し、使ってみてください。ガーゼハンカチを買うくらいなら、綿のミニタオルやフェイスタオルを新しく購入し、新生児専用として使うといいと思います。

沐浴の必要物品の記事でガーゼハンカチについて解説してますので、ぜひこちらも参照ください↓
【沐浴物品】自分にとって本当に必要な物品を見極める方法

退院時のベビー服(服と肌着、おくるみ)

ベビードレスは持ってきたけど、肌着を忘れた、という方がたまにみえます。忘れず準備してください。入院中の赤ちゃんの服やオムツ、おしりふきは分娩施設が用意している場合が多いと思います。

ベビードレス、と書きましたが、退院の服は何でも大丈夫です。ベビードレスはあまり着る機会もないので(お宮参りくらい?)、勿体ないと思います。実際に着せている方は半分いるかいないか、くらいです。

おくるみも、ガーゼ生地で昼寝の時に上からかけてあげられるようなものはいいですが、手足をすっぽりと入れる専用の分厚い生地のものはいらないです。いつ使うのかな、って思います。例え真冬の出産でも、新生児は退院や健診の時しか外出しません。ベビーカーに乗せるときも、包むタイプだと固定しづらいし、室内外での調節が面倒なので、ジャンプスーツを着せたり、ブランケットのような掛けものを使用すそるのではないでしょうか。
バスタオルでも十分代用できます。

その他

オムツ、おしりふき、ミルク、赤ちゃんの入院中の着替えは用意されていることが多いです。
念のため確認しましょう。

入院物品

少額の現金

病院はあまり防犯が万全とは言えません。売店や自販機で困らない程度の少額を持つようにし、退院時の支払いはお迎えに来た家族に任せるようにしましょう。

タオル類

分娩施設に用意されていない場合があります。汗拭き用、バスタオル、髪を拭く用、洗いタオルなど必要な枚数を用意しましょう。

パジャマ

前開きのパジャマを用意しましょう。出産後すぐは寝たまま着替えをするので、前開きのものを指定されることが多いと思います。また、授乳口がついていないパジャマでも、前開きなら問題なく授乳できます。たまにワンピースタイプ(前開きではない)のパジャマを持ってくる方がいますが、授乳するときにパンツ丸出しになってしまうので注意です。

産褥ショーツ

産褥ショーツとは、股のところがマジックテープで留めてあるショーツで、内診や出血の確認(パッド交換)の時に毎回ショーツを脱がなくてすむ便利なものです。出産の間や産後にも役に立ちます。入院期間や洗濯の兼ね合いにもよりますが、2.3枚は用意しておきましょう。

ノンワイヤーのブラ

産後に母乳が作られると、胸が張ります。月経時や妊娠中の比ではありません。人によっては岩のようになり、とても痛い場合があります。そのため、下着は必ずノンワイヤーのものを用意し、サイズも気持ちゆとりのあるものにしましょう。非妊時より2カップ、サイズアップすると言われていますが個人差があります。少なめに用意し、様子を見て買い足すといいです。

洗面用具

洗顔やシャンプー、リンス、ボディーソープなどですね。分娩施設によってはアメニティが無い場合があるので確認しましょう。

歯ブラシ、コップ

歯ブラシやコップも分娩施設によって、用意されていない場合があります。

スキンケア

基礎化粧品は自分に合ったものを用意しましょう。病院は乾燥しやすいので、ミストタイプの保湿剤などがあると便利です。

ティッシュ

分娩施設によってはティッシュが置いていないところがあります。

化粧品、鏡

個室の場合洗面がついていることが多いですが、大部屋だと共通の手洗い場と鏡になっていることが多いので、退院時にメイクをされる方は鏡とメイク道具を持っていくようにしましょう。

スマホと充電器

スマホを忘れる方はあまりいないと思いますが、充電器は忘れやすいです。準備しておきましょう。

イヤホン

特に大部屋の場合、周囲に気を遣うのでイヤホンがあると安心です。

マスク

病院は乾燥していることが多いです。敏感な方だと喉が痛くなる場合もあるので、布製のマスクなどがあると安心です。
特に今はコロナウイルスの影響もあって、マスクを持ってくるように指示される場合も多いと思います。

筆記用具

産後に赤ちゃんと同室(赤ちゃんと一緒の部屋で過ごし、退院後の生活に向けて育児の練習をすることを同室すると言います)したら、授乳や赤ちゃんの排泄の記録をしていくと思いますので、筆記用具は必要です。それ以外にも、沐浴や退院に向けてのお話などもあると思いますが、筆記用具があればメモもできますね。

ドーナツクッション

円座のことです。産後は出産時の会陰裂傷による傷の痛みがあったり、痔になることもあります。分娩施設に円座が置いてあることは多いですが、念のため確認しましょう。
必ず必要なものではないですが、傷や痔の程度によっては退院後にもあると助かる場合があります。

授乳クッション

授乳クッションは、授乳する際に赤ちゃんや赤ちゃんを支える腕を置くために使用するU字型のクッションで、お腹に装着して使います。
意外と赤ちゃんに授乳する時の姿勢は疲れるので、あるとラクです。置いてある施設が多いですが、確認してみましょう。自宅では普通のクッションやバスタオル、毛布などを挟んで代用すればいいので、必ず必要ではないですが、あると便利です。

マグカップ

分娩施設によって、飲み物を飲むコップを持ってくるように指示があると思います。体を冷やさないほうがいいため、温かい飲み物が飲めるように保温できるマグカップだといいですね。

退院時の服

入院時の服を旦那さんが持って帰ってしまい、退院の服も忘れてしまっていた、なんて方が以前いました。赤ちゃんの服だけでなく、自分の服も忘れないように。

※チャイルドシート

道路交通法では 、6歳未満(0~5歳)の子供を乗車させる際にチャイルドシートの使用が義務付けられています。退院時に赤ちゃんを車に乗せる場合は、必ずチャイルドシートを用意しましょう。
チャイルドシートは初めて設置するときは結構大変です。
退院時に車を利用する場合は、臨月に入るまでには車に設置しておくようにしましょう。
また同時に使用方法もきちんと確認し、いざ赤ちゃんを乗せる際に困らないようにしましょう。

いつまでに準備する?

分娩予定日の1か月前(臨月に入る前)には入院物品の準備(荷造り)を済まし、いつでも持っていける状態にしておきましょう。
初産婦は産まれる時期が遅いなんて言いますが、嘘です。初産婦でも早い人は36週に産まれることもありますし、経産婦でも遅い人は41週に産まれることもあります。
全然お腹が張っていないとしても、突然破水することもあります。いつお産になるかなんてわからないので、早めに準備しましょう。

今回は入院に備えての必要物品の話、要は荷造りの話でした。
荷造りは出産予定日の1か月前までに行いますが、育児用品などを購入したり、何を購入するか店舗を回ったりするのは、妊娠7~8か月頃に行いましょう。仕事をしている方など、産休に入ってから準備しようとすると結構バタバタします。
また、妊娠・出産は本当に何が起こるかわかりません。突然明日、切迫早産で入院することになるかもしれません。余裕をもった行動をするようにしましょう。

それでは。

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