こんにちは、はなです。
トイレトレーニングを始めようと思っているけど、何か必要な物とか便利な物ってあるかな?とりあえずおまるを買えばいい?
トイレトレーニングを始めるにあたって、どのグッズが本当に必要なのか悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、トイレトレーニングを無理なくそして楽しく進めるために必要なグッズや、おすすめのアイテムを詳しくご紹介します。
便利な物でも子どもによって合う合わないもあるからぜひ参考にしてみてね!
トイレトレーニング全体の流れを紹介した記事はこちら↓
トイレトレーニングにオススメグッズ一覧
まずは多くの人に必要となるグッズを3つ紹介します。
続いて、子どもの性格やトレーニングの状況に合わせて準備すると便利なグッズです。
それぞれについて詳しく紹介していきます。
おまる vs 補助便座、どっちを買う?
おまると補助便座については多くの人が購入を検討すると思いますが、どっちがよりオススメかについては子どもの性格や家庭環境によって異なります。詳しくはこちら↓
それぞれの特徴を簡単にまとめると…
おまる
場所を移動できることが最大のメリット。普段子どもが過ごしている場所でリラックスしてトレーニングを進められます。しかし、毎回排泄物を片付けなければならないことが難点。
補助便座
トイレの大人用便座に装着するので、流すだけで後片付けが簡単。早く大人のトイレに慣れやすい反面、子どもがトイレを怖がる場合はトレーニングが進みにくいこともあります。
紹介した商品はどちらも我が家で使用していた物です。詳しい使用感などは、おまると補助便座はどっちがオススメ?の記事で紹介しています。
娘はおまるも補助便座も使用しましたが、最終的に3歳1ヵ月の時点で踏み台しか使わなくなりました。
詳しくはこちら→【補助便座は必要ない!】トイトレ完了後3つの悩みと解決策【3歳女の子】
おまるも補助便座も実際に使用したのは1~2か月程度です。結果論ですが、まずは何も使わずに練習しても良かったかも…?と感じています。
とりあえずなしで試してみて、ダメだったらおまるや補助便座の購入を考えてもいいね
踏み台(ステップ)は重要!
子どもが安心してトイレに座るためには、踏み台(ステップ)がとても役立ちます。
体格や運動能力が十分に育っている子(3~4歳が目安)であれば、踏み台がなくても自力でトイレに座ることができます。
とはいえ、最初から足が宙ぶらりんだとトイレに対する恐怖心が強くなることがありますし、足がしっかり着いた方が安定して排泄しやすいです。
おまるを使っている子も、いつかはトイレで排泄します。洗面台で手を洗う時にも使えるため、踏み台を1つは用意しておくと安心です。
↑我が家で使用していました(高さ20.5㎝)。
↑体の小さい子や恐怖心の強い子は、高さのある踏み台がオススメです(高さ25㎝)。足がしっかり着き安定します。
トイレを装飾するグッズやおもちゃ
子どもがトイレを嫌がるの~どうしよう…
トイレは狭くて暗いから、子どもが「怖い」と感じやすい空間。好きなキャラクターなどを飾って、怖くない場所にしてあげて!
子どもがトイレを嫌がったり怖がったりする原因はいくつかあります。
特にトレーニング初期はトイレに慣れていないことが原因でトイレを嫌がることが多いです。
トイレで排泄の練習を始める前段階として、まずはトイレに慣れることが重要です。
そのためには、普段からトイレに足を運び、トイレを怖くない場所だと認識させてあげます。トイレに座る練習は空間に慣れてから。よりトイレに親しみを持ちやすくするために、トイレを楽しく飾るのもオススメ。
トイレのアンパンマンに会いに行こう!など声をかけて誘い、トイレの空間に慣れさせよう
トイレの電球を明るいものに替えるのが大変な場合は、100均などのライトをいくつか置いて明るくすると良いです。トイレをより明るくすることが目的なので、明暗センサーで点灯するタイプは避けましょう。
おもちゃを置きすぎるとトイレが遊び場所みたいになってしまうから注意!
子どもがトイレを嫌がる原因はトイレに対する恐怖心だけでなく、失敗への不安やプレッシャーなどもあります。その場合、トイレトレーニングを一時的に中断した方が良いです。
この時期の子どもは自分の考えを上手に表現するのがまだ難しいため、トイレを嫌がる原因が分かりにくい場合もあります。子どもに確認しながら原因をしっかりと掘り下げて、適切な対策をしてあげてください。
トレーニングパンツ
トレーニングパンツって使った方がいい?どう活用するの?
トレーニングパンツは、オムツから普通のパンツへ移行する際のサポートをしてくれる商品です。オムツのようには吸収しないため、子ども自身が「濡れた感覚」を意識しやすいです。その不快感からトイレに行くことを学ぶことができます。また、トレーニング中のお漏らしが少量であれば、服や床を汚さずに済みます。
紙タイプと布タイプがあります。
↑紙タイプは通常のオムツより吸水性が悪く作られており、履いている本人が濡れた感覚を感じやすいという商品ですが、漏れることはほとんどありません。
↑布タイプなので「オムツからお兄さんお姉さんのパンツに成長した」と本人が自覚しやすい点がメリット。布や防水シートが何層かに重ねられていて、お漏らししても少量であれば吸水してくれますが、漏れることも多いです。デメリットに、洗濯が面倒な点や夏は暑い点、伸縮性に乏しくやや動きづらい点があります。
娘は両方使ったことがあるけど濡れても平気そうで、あまり効果がなかったかも
濡れた感覚を不快に感じるかどうかは個人差があります。トイレに行きたくない気持ちが勝ってしまう子や、遊びに集中してしまうような子は、多少濡れて不快になっても気にしません。
濡れた感覚を学んでもらうことが目的であれば、通常のパンツでお漏らしさせてしまう方が手っ取り早いです。布のパンツがびちゃびちゃに濡れておしっこが足を伝っていく感覚はかなりの不快感。早い子は1回のお漏らしで自分からトイレに行ってくれるようになることも。
「気持ち悪いよね、次は出そうになったら教えてね」などと声をかけると良いです。
分かるんだけど…掃除が大変…
トイトレにお漏らしは付き物、と覚悟を決めちゃった方がラク。今日はお漏らししてOK!と気合いを入れれば、お漏らしした時のイライラも減るかも。
意外と重要なのが、親の心の準備と環境の準備。トイトレを開始する時は忙しくない日を選び「今日は汚してもOKな日!」と気持ちの準備をします。また、子どもが普段過ごしている場所では、ラグや汚れると困る物をあらかじめ撤去しておきましょう。床に物がなければ掃除がとてもラクです。
私の思うトレーニングパンツの使い時は、ほぼ失敗なくトイレに行けるようになった後。外出時や寝る時など、お漏らしの不安がある時に活躍します!
防水シーツ
トレーニングが進み夜間もパンツで過ごすようになったら、防水シーツを敷くことをオススメします。マットレスや敷布団は気軽に洗える物ではなく、クリーニングに出すのも大変。
ソファが汚れるのが嫌な場合も防水シーツを敷けば安心です。
防水シーツは子どもが小さい間の必需品!
防水シーツはベッド(敷布団)を部分的にカバーするものと、通常のシーツのように全体をカバーするものがあります。寝相が悪い子は狙ったかのように防水シーツ以外の場所でおねしょをするので、側面も含め全体をカバーするタイプが断然オススメです。
子どもが胃腸かぜで吐いた時も、防水シーツを敷いていたから助かったよ~
防水シーツ特有の肌触りが苦手な場合、表面がコットン素材の物を選びましょう。我が家では防水シーツの上に綿素材のシーツを重ねて使用しています。おねしょの時は洗濯物が増えてしまいますが、普段の洗濯は表面のシーツのみ洗っています。防水シーツは乾きにくいのでその方がかえってラクですし、好みの肌触りのシーツを使えます。
おねしょ対策ズボン
夜パンツで過ごすようになったら、おねしょ対策として防水ズボンを履かせておくと安心です。トイレトレーニング中の昼間に使用することもで、床やソファをお漏らしから守ることもできます。
欠点として、ゴワゴワすること、暑く蒸れやすいことがあげられ、夏には向きません。
また、ウエスト部分やズボンのすそからおしっこが漏れることもあります。
我が家では冬場に使ってたよ、もちろん防水シーツとダブル使い!
防水シーツに比べると洗濯がラクですが、ズボンから漏れて全部を洗濯するはめになることも…。
結局我が家では、パンツの上(外側)にオムツを履かせて寝ることが多かったです。
替えの下着や服
お漏らしに備え、替えの下着や服は少し多めに用意しておくと安心です。トイレトレーニングの期間中や、おねしょをしてしまう間は、古くなった服もすぐには捨てず、予備としてしばらくとっておくことをオススメします。夏にトレーニングを進められる場合は、自宅でズボンやスカートを履かずに下着で過ごしてしまうのもオススメです。
新しくお兄さんお姉さんパンツを買うときは、子どもと一緒に好きなデザインを選ぶのもおすすめだよ
ごほうびシールと活用アイデア
トイレトレーニングの進捗に合わせて子どもにごほうびシールをあげるとモチベーションがアップします。シールや台紙は100円ショップで購入できます。「トイレトレーニング シール 台紙」などで検索すれば、無料の台紙をダウンロードできます。
せっかくごほうびシールを用意したのに、トレーニングが上手くいかなくてシールをあげられないよ…子どももシールだけじゃやる気が出なくなっちゃった
「トイレで排泄ができたらシール」だと、ハードルが高すぎるかも
難しすぎる目標を設定してしまうと、かえってやる気を奪ってしまうことがあります。まずは小さな目標設定(スモールステップ)を意識し、シールがもらえるハードルを低くしてあげましょう。
仮にトイレで排泄できなかったとしても、自力でトイレに座ることができたならごほうびシールをあげます。
このくらい目標を小さく簡単なものに設定すると、シールが集まりやすくなり、子どもが達成感を感じやすいです。ちょっと頑張ればシールが手に入ると分かればやる気も出ます。
できなかったことよりもできたことに注目してあげることで自信をつけさせることができ、親も子も前向きな気持ちでトレーニングに取り組むことができます。
小さなことでも成長を実感できると、親子ともにストレスを感じにくいよ!
シールを集めるだけではモチベーションが上がらなくなってしまった場合、シールをたくさん集めたらさらにごほうびを用意してあげる方法も。
シールを20個集めたら、好きなおやつを買ってあげようかな!
トイレの絵本
特に低月齢の場合、トイレに興味を持つきっかけ作りとして絵本はとても役に立ちます。絵本の読み聞かせを通して、排泄はトイレでするものだということを学ぶことができます。トイレトレーニングにおススメな絵本をいくつか紹介します。
といれ
シンプルなトイレの絵本。低月齢の子におすすめ。トイレがどのような場所か興味を持つきっかけになります。
ノンタン おしっこしーしー
可愛いノンタンの絵柄とリズミカルな文章で、トイレに行く姿を真似したくなるような絵本です。
おんなのこトイレ
娘のトイレトレーニングの時に購入しましたが、可愛らしい絵やちょっとした仕掛けに惹かれたようで、とても気に入って読んでいました。男の子バージョンもあります。
レック トイレトレーニングシート
最近は男性も座ってトイレをする人が増えていますが、外出先のトイレではまだまだ立ってすることの方が多いと思います。レックのトイレトレーニングシートは、立っておしっこをする方法を教える場合に便利な商品です。
シートめがけておしっこをすれば絵柄が浮き出るので、おしっこが変な場所に飛び散ってしまうのを防ぐことができます。的(まと)があると、つい狙いたくなるのが人間(笑)
とても素晴らしい商品ですが、現在は廃盤なのか…?とても高価です。
なので、代替案を紹介します。
キャラクター物のトイレットペーパーをちぎって代用します。レックのトイレシートのように、無地から浮かび上がることは無いですが、狙いを定めるには十分です。おまるの時や、女の子にも使えますし、トイレットペーパーが好きなキャラクターだと、トイレトレーニングが楽しくなります。
トイレ掃除の便利グッズ
意外と盲点なトイレ掃除グッズ。普段と同じ掃除グッズを使ってももちろん問題はありませんが、床や便座を汚してしまう頻度が増えるので、より気軽に掃除できるグッズがあると安心です。
サンコー おしっこ吸う~パット
子どもがトイレを使うと、便座の隙間から尿が漏れることがあり困っていましたが、こちらの商品にかなり救われました。
カビキラー アルコール除菌 食卓用
食卓用のプッシュタイプのアルコール消毒ですが、使いやすいのでトイレで利用しています。トイレットペーパーにプッシュして床や補助便座をサッと掃除できて便利です。ポンプがスムーズに動くので、100均の似たようなボトルよりオススメ。フィルムを剥がせば無地になるので置いていても目立たないところも気に入っています。
他の掃除グッズや使い方のアイデアをこちらの記事で紹介しています。→超便利!トイレ掃除の神アイテム5つ紹介【乳幼児を子育て中の方必見】
まとめ
必要なグッズを上手に活用すれば、トレーニングは親子で楽しめる時間となります。
どのようなグッズが必要か、子どもの性格や家庭環境を踏まえて上手に選べると、トレーニング成功の近道となるはずです。必要なグッズを選ぶ際の参考になると嬉しいです。
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